18巻のレビュー:
・97話「伴中庸、五条の屋敷に赴く事 二」
・98話「菅原道真、大学寮にて怪異を閲(けみ)する事 一」
・99話「菅原道真、大学寮にて怪異を閲(けみ)する事 二」
・番外編
・100話「太皇太后、西三条第に宴する事 一」
・101話「太皇太后、西三条第に宴する事 二」
2023年10月号は連載100話突破記念号ということで、久々に表紙&巻頭に登場。宝塚歌劇「応天の門」の演出家との特別対談企画も収録。
『応天の門』の出発点は大学時代の講義で知った『伴大納言絵巻』とのこと。いつか題材にできたらとあたためていたものの、おじさんキャラばかりだからか他社には断られてしまい頓挫していたところに担当編集さんが新潮社に転職することになって企画として動き出したとのこと。編集さんGOOD JOB!✨
もう一つ直接的な影響を受けているのが海外ドラマ『名探偵ポワロ』。長谷雄はヘイスティングス君がモデルなんだとか。これは全然気づきませんでした!
一話完結事件のストーリー作りは『CSI:科学捜査班』からも影響を受けているのだとか。
漫画の作業工程のことやお気に入りのエピソード、影響を受けた漫画家なども明かされていて諸々興味深かったです。
1話描くのにページが少なめなときは作画に1週間、通常だと2週間弱かかり、その前に下調べに3週間ほどかかるので、アシスタントさんがいないと成り立たない過密スケジュールとのこと。
月刊誌の連載は大変そうですが、いつも読者の期待を裏切らないクオリティを維持されている灰原先生。本当に素晴らしいの一言😊
ちなみに灰原先生のお気に入りのシーンは95話の高子が刃物を使って女房(間者)を脅すシーン。このシーンは個人的にすごく印象に残っていたので思わずテンションが上がりました!
18巻のレビューはこちら:
・97話「伴中庸、五条の屋敷に赴く事 二」
・98話「菅原道真、大学寮にて怪異を閲(けみ)する事 一」
・99話「菅原道真、大学寮にて怪異を閲(けみ)する事 二」
・番外編
・100話「太皇太后、西三条第に宴する事 一」
・101話「太皇太后、西三条第に宴する事 二」
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